スタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
シトロエン目黒スタッフです。
8月18日に続き、シトロエンの代表的なモデルについて振り返ります。本日もどうぞお付き合いください。
>> 第4回 シトロエン TYPE HTYPE Hは、1947年に発表され、その翌年から販売が始まりました。
第二次世界大戦が終わり、世界中が復興に向けて活気づいていた頃かと想像します。
TYPE Hは、初めての量産型前輪駆動方式のバンとなりました。
フラットで広々とした車載スペース、従来のバンよりも軽い車両重量。
業務用車両として人気があり、家畜の運搬(フランスは農業国でもありますので!)、救急車、警察車両など、さまざまな用途で使用されたそうです。
BERLINGO(ベルランゴ)はこの系譜を踏襲しているように思います。
1981年に生産終了しましたが、その後もずっと愛され続け、「ヨーロッパの街中では、今でも、食べ物やコーヒーを売るスタンドとして利用されているのを見ることができる」という説明を読んだ時に・・・
ふと気になって、昨年(2019年)の夏休みにフランス(シャモニー)に行った時の写真を見直してみたところ、
私、TYPE Hの前で、「わーい、シトロエンだ!」とちゃっかり記念撮影をしていました(笑)。
写真後ろのほうに見えると思いますが、飲み物や食べ物を売るキッチンカーとして停まっていて、写真には映っていませんが、車の脇にはテーブルや椅子があり、皆が飲食をしながらくつろいでいました。
今でも普段の生活に溶け込んでいるのですね。
当分は海外はおろか国内旅行もできそうにありませんが、今度ヨーロッパに行く機会があったら、クラシカルなシトロエンをひたすら探して歩いてみたいです。
なお、
8月27日(木)~30日(日)にららぽーと豊洲で開催されるBERLINGO展示イベントでも、クラシックシトロエンとしてTYPE Hが展示されるようです。
ご都合のつく方は是非お出かけください。
参考
"CITROEN 100ANS"